サイボーグ009 コールオブジャスティスが映画化されます。
それにともなって、あらかじめ前回までの映画の内容は抑えておいた方がいいと思いますので、
簡単に?前回の映画。「サイボーグ009 リサイボーグ」のあらすじを開設します。
とりあえずこれを押さえとけば大丈夫!
リサイボーグのあらすじ
このリサイボーグの話は、サイボーグゼロゼロシリーズの9人が世界を救った後27年後の話です。
「彼の声=神の声?」を中心に話が展開されていきます。
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島村ジョーは世界を救った後、記憶をリセットされています。
記憶を失い何も知らない彼は、27年たってもまだ高校生をやっています。
何故なら、ジョーを切り札にとっておきたいギルモア博士によって、ジョーは3年ごとに記憶を消し去られ、何度も高校生を繰り返しているからです。
しかし、本人は何となく、この繰り返しに無意識的に気づいている様子・・・。
上海で高層ビルを爆破するテロがテレビでやっているのを、主人公の島村ジョーが見ているシーンから物語は始まります。
ジョーはテレビを見て、「この犯人も『彼の声』を聴いたんだ。先を越された。早く僕もやらなくちゃ」と、つぶやき、
自爆テロを行うため爆弾をたくさん鞄に入れて、六本木ヒルズに入ります。
しかし、003と005がジョーの記憶を呼び覚まし009として復活させるため、六本木ヒルズに来て、ジョーを襲撃します。
その結果ジョーは009としての記憶は完全に蘇ります。
(そして、009と003のラブシーンへ。結構ガチだったのでビビりました。これ映画小さい子供とか大丈夫なのか!?)
記憶が蘇ったジョーはギルモア博士から、何度も繰り返させてすまなかったと謝罪され、
ジョーを呼び出した理由を説明します。
世の中では原因不明のテロが頻発している。
その原因は、悪徳企業(サムエルキャピタル:死体をサイボーグ化して兵器にするなどめちゃくちゃな会社)
が、アメリカの国防総省と手を組んで、利益を得るためにテロを起こしているんじゃないか、という内容です。
しかし、ジョーはそれは違う!「彼の声」を聞いた結果なんじゃないかと、主張します。
自分も神の声を聴いてテロを起こすつもりだったんだ!と主張します。
その話し合いの途中、002がドバイに向かっているという情報をつかみます。
002がこんな焦ってドバイに行くってことは何かあるな!?
というわけでジョーは「彼の声」の正体が掴めるかもしれないとドバイに行きます。ドバイでは002と協力して行動するつもりでしたが、
元々002と009には確執があり(002はアメリカが正義を守ってきたのに専守防衛の日本人の009が世界を守る大役を任されるのが気にくわない)
出会うことが出来ましたが、結局もめます。
002がドバイに向かっていたのは、ドバイに核ミサイルを落とすテロを防ぐためだったのですが、
結局防げず、ミサイルは落ちて核爆発が発生。
(ここで009が核爆発から逃げるシーンは超かっこよかったですが、たくさんの人が焦げて死んでいくのが怖かったです。)
核爆発直前に、アメリカ軍によって009と002の写真が盗撮されており、
アメリカ軍は、ドバイへの核攻撃はゼロゼロシリーズとギルモア博士たちの仕業!と罪を擦り付けて、
ゼロゼロシリーズたちはアメリカ軍から攻撃を受けます。
軍からの攻撃に耐えながらも、それでも、世界中で「彼の声」を聞いたアメリカ軍の人間や色々な人間が、テロを起こそうとしているのは事実。
核ミサイル発射するための原子力潜水艦の出港が確認されたので、被害を防ぐために009、003、004が原子力潜水艦にワープし、
核を打ち落とします。しかし、1つだけ取り逃したため、009が直接体を張ってとめると、核ミサイルの通過点(大気圏外)にワープ。
009は核ミサイルにたどり着き、撃墜するために爆弾を設置するも、失敗に終わります。
宇宙空間に投げ出されてしまいますが、何とそこに確執があるはずの002が飛行能力でやってきました。
002はその正義感から、核ミサイルを見逃さなかったのです。
002が限界を超えた飛行能力で、009を核ミサイルまで運んび、002は限界飛行反動でぶっ壊れて宇宙の塵と化します。
002のおかげで核ミサイルにたどり着いた009は思います。
「彼の声、つまり神様の声」の解釈は人それぞれなのだ。テロを起こそうという解釈をする人もいれば、人を救おうという
人もいるのだ、と。だから、今回のことは神の声にあらがって、人類を救う行動を人間がとれるかどうか試す試練だったんじゃないか、と。
でもそれにしても002のような正義感を持ったやつが何で死ななきゃならないんだ!と。
002と009の活躍により、核ミサイルは無事着弾することなく大気圏外で爆発し、ことなきを得ます。
しかし、009は目の前で核爆発したため、死んでしまいます。。。のはずなのですが。
ここからは天国の話?なのか現実の話?なのか解釈が分かれるとこですが、
私は現実の話と解釈します。
009は、気が付くとベッドで寝ていました。
起きると、003を初めとしたゼロゼロメンバーがそろっています。
そこはやたら風景のよい港町?のような町です。
ここは天国なのか?
と思いますが、ギルモア博士は、「ここは間違いなくお前たちが救った世界だ。よくやってくれた。」
と言います。
天使の化石の意味の解説が入って、終わります。。。
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考察
009が思った通り、「彼の声」は「神の声」で、それを聞いた多くの人が悪事を働いてしまいますが、
それでも「彼の声」を人の役に立つように、正義の解釈をして、世界を救ってほしい、というのが、
「彼の声」を発信した神様の意志だったんじゃないかと。
そして、その正義を果たした009と002は、本来核爆発や限界飛行で死ぬはずだったけど、神のご褒美で、
無事地球に返されたんじゃないかと、いうことですね。
あらすじを書いてみましたが、かな~~り分かりにくいですね。
映画自体はかなり面白かったですが、テーマが広いというか、どうにでも受け取れるというか、解釈は映画を見た人それぞれによって変わるといった内容でした。
セリフ自体も結構難解で、大人でも油断すると置いてけぼりになってしまいそうな勢い。
いずれにしても、サイボーグ009の予備知識がないと結構分かりにくいないようなんじゃないかな?と思いました。
とにかく、009がかっこよかったのと、002もかっこよかったです!
003が驚異的なハッキング能力で、核ミサイルを次々撃墜しまくってたのも壮観でした。
映像はかなりよかったですね。
ストーリーについてはかなり意見が分かれるところですが(確かに分かりづらく回収されてない伏線、金髪の少女など)
もありましたが、私は良かったですね。
今度公開されるコールオブジャスティスはどうなるのでしょうか!?
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