画像引用元 http://www.tamron.co.jp/
オリンピックばかりに注目が行きがちですが、パラリンピックも目が離せません。
今回はパラリンピックの陸上の注目選手についてお伝えします。
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リオパラリンピック陸上の注目選手
高桑早生選手
T44クラス(片膝下切除)では高桑選手が100mで日本記録(13’69)を持っているそうです。
この高桑選手、小学校6年の時骨肉腫で片膝を失ったそうです。
中学校では義足を使いテニス部に入っていたようで、その時義足技師の高橋さんという方にお試しのスポーツ用義足を試したらしいのですが、めちゃくちゃ早く走れて驚いたそうで、それから全身を動かすのが楽しくて短距離走の道へと歩んでいったそうです。
小学校6年で片膝を失うって、相当ショックだったと思います。義足というのは改めて思いますが、貴重ですね。この高橋さんという方に出会えて本当に良かったと思います。
パラリンピックに出場される方々はこういった身体を失う経験をされているのを跳ね返して、頑張ってきているので是非全力を出し切ってほしいですね。
ロンドンで前回パラリンピックの舞台に立った時は本当に夢のような気分だったそうです。今回は日本記録保持者として挑戦したいそうですよ。
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辻沙絵 & 三須穂乃果選手
T47クラス(上肢機能障害)では、、日体大の辻沙絵選手と、同大学後輩の三須穂乃果選手が出場します。
辻沙絵選手は元々ハンドボール選手でしたが、陸上に転向した選手。元々自分は検証者だという意識が強く、パラリンピックに出ることに抵抗があったようです。ハンドボールでは怪我でうまく競技が出来ず、瞬発力があることから陸上への転向を進められました。当初は抵抗があったそうですが、みるみる記録が伸びて初めて2カ月で日本記録!すごく身体能力が高いことがうかがえますね。ず、200mで日本新記録を持っています。
そして、同じ日体大の後輩、三須穂乃果選手。こちらは小学生のころから陸上に打ち込んでいたようで、自分は健常者である認識だったのですが、パラリンピックでの障害者陸上の存在を知り、出てみようと思ったのがきっかけだそうです。
パラリンピックに出場される方々は多数の方が自分は健常者という認識なのですね。
樋口政幸選手
画像引用元 http://www.wahho.jp/
T54クラス(車いす)の絶対的エースです。先日開催された日本パラ選手権では、
400m(T54クラス)・・・2位
800m(T54クラス)・・・優勝
1500m(T54クラス)・・・優勝
5000m(T54クラス)・・・優勝
で800mと1500mでは4連覇となっており、日本の頼れるエースですね。
写真から人の好さがにじみ出ています。24歳でバイクの事故で腰椎を損傷し、歩けなくなってから、パラリンピックを徐々に目指すようになったそうです。
ロンドン大会での惨敗が心に突き刺さり、アジア仁川大会ではメダルも獲得しており、今回もメダル獲得に期待がかかります。
本人曰く、「パラリンピックに出場することに意義があるというのは1回目だけ。2回目以降はなんとしてもメダルを狙う」
だそうですよ。頑張ってほしいですね!
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