
べっぴんさんのあらすじをネタバレ
べっぴんさんのモデルとなった坂野惇子さんの生涯を追ってみましょう。
画像引用元 http://info-watch.net/
坂野惇子(ばんのあつこ)の生涯について
坂野惇子さんは、大正7年に佐々木家に生まれます。父の佐々木八十八さんは、
現在東証一部上場企業レナウンの前身会社「佐々木営業部」を経営しており、
家は非常に潤っていたようです。
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特に父の八十八さんは幼少期、兄弟を病気で亡くした経験があるために、
健康についてはものすごく神経質です。食べ物は家で出されたものしか食べてはいけない。
お菓子すら消毒されたものが与えられていたようです。
学校も雨の日や風の日は休まされており、とにかく病気にならないように気を遣われていたようです。
画像引用元 http://nobunaga-oda.com/
こちらが父の八十八さんの写真です。
めっちゃ父と娘似てますねw
で、ほとんど家の外で物を口にしたことのない惇子でしたが、初めて外で食べたのがクリームパン。
物凄くおいしくて、あの味は二度と忘れない、と語っていたようです。
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惇子は、社長令嬢なわけですからかなりのお嬢様です。
家も、別荘から通っていたので同級生からは「別荘の子」と呼ばれていました。
「別荘を持つほど裕福な家のお嬢様」とからかった呼び方ですね。
それが嫌で、惇子は父の佐々木営業部の会社で扱っている高級衣類を着させられてましたが、
わざとボロボロの布でつぎはぎした服を着ていこうとしていたそうですよ。
そんな裕福な家庭で育った惇子ですが、
戦争に入ると家の財産が全て国に持っていかれてしまい、
結局残ったのは「財産税」という名の借金だけ。
裕福なお嬢様から一転借金に苦しむ貧乏人になった惇子。
そこで、お金を稼ぐために元々大得意だった手芸の教室を開いて近所の人に教え、
お金をコツコツと得ます。佐々木家に出入りする靴職人の元田に、
元田「うちの靴屋の一角を貸すから、そこで作った服を売ってはどうか」
と提案され、惇子はそこで服を作って販売することを始めます。
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当時、服と言えばみんな貧しかったので粗悪品ばかりでした。しかし、惇子は手間暇かけて、
良質の糸を使い高品質な服を作っていたのでこれが飛ぶように売れました。
そこで独立して会社化します。これが『ベビーショップ・ファミリア』の創業です。
ベビーショップ・ファミリアは、創業してまもなく阪急百貨店の目に留まり、阪急百貨店に進出します。
阪急百貨店で店員が服を雑に扱っているのに怒った惇子は、阪急百貨店の社長に文句を入れます。
「こんな扱いをするのなら、阪急の出店やめますよ」と。
凄いですよね。製品に対して本当にこだわって作っているのが分かります。
結局、阪急のファミリアショップは、ファミリアの店員が接客販売することになったのですが、
これが素晴らしい接客だったこと。製品の質が良いことから大ヒットして、
他の百貨店からもオファーが来ます。皇室御用達のベビー服メーカーに成長していきます。
坂野惇子は享年88歳、2005年に生涯を終えます。
ベビー服、ベビー用食器、赤ちゃんの育て方など大きな貢献をした人物として語り継がれています。
最終回はどうなる?
最終回は、坂野惇子が死去するシーンでしょうか。
阪急百貨店に進出したところからも、かなり波乱万丈紆余曲折があり、物語のネタに事欠かないと思います。
坂野惇子は、日本の育児、ベビー用品に多大な貢献をもたらした、ということで締めになると予測します。
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