画像引用元 http://www.tbs.co.jp
- 独奏 ソロ(solo)
- 二重奏 デュオ、デュエット(duo,duet)
- 三重奏 トリオ(trio)
- 四重奏 カルテット(quartet)
- 五重奏 クインテット(quintet)
- 六重奏 セクステット(sextet)
- 七重奏 セプテット(septet)
- 八重奏 オクテット(octet)
- 九重奏 ノネット(nonet)
- 十重奏 デクテット(dectet)
このようになっています。・・・ワン、トゥー、スリーじゃダメなの?
何故、このような呼び方をするのでしょうか?そもそもカルテットって何語なの?調べてみました。
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そもそもカルテットは何語?
画像引用元 http://blog.livedoor.jp
このソロ、デュオ、という呼び方は、直接はフランス語、もしくはイタリア語になるのですが、
これを遡るとラテン語、ギリシャ語になるのだ、というyahoo知恵袋の書き込みを発見!
そこで、各言語の数字の数え方を調べて、ソロ、デュオ、トリオ…の語源を探ってみましょう!
フランス語の数え方
画像引用元 http://www.worldfolksong.com/
フランス語の数字の数え方です。
- un(une) アン(ユンヌ) ユンヌは女性名詞
- deux ドゥ
- trois トゥロワ
- quatre キャトゥル
- cinq サンク
- six スィス
- sept セットゥ
- huit ユィットゥ
- neuf ヌフ
- dix ディス
なんとなく綴りが似ていますね!
1はsoloに対してunですから違いますが、2はduoに対して「deux」ですからね。何となくアルファベットの綴りが似ています。
3はトリオに対してトゥロワ。4はカルテットに対してキャトゥルです。
結構似てませんか?同じではありませんが、フランス語は近そうですね。
イタリア語の数え方
画像引用元 http://mangoloid.at.webry.info
- uno ウノ
- due ドゥエ
- tre トレ
- quattro クアットロ
- cinque チンクエ
- sei セイ
- sette セッテ
- otto オット
- nove ノーヴェ
- dieci ディエチ
1のsoloに対してこちらはunoです。ウノと言ったら、あのカードゲームを思い出しますね。あれってイタリア語だったんですね!
2はduoに対してdueドゥエと、なかなか近い発音。3もtrioに対してtreと近い発音。
4のカルテットに対して、クアットロも近い感じがありますね。イタリア語も似ています!
こうしてみると、フランス語とイタリア語って割とよく似ているんですね~
調べてみると、フランス語・イタリア語・スペイン語は3つとも、ラテン語が元となって出来た言語のようです。
では、スペイン語とラテン語も見てみましょう。
スペイン語
画像引用元 http://enigme.black
- uno (ウノ)
- dos (ドス)
- tres (トレス)
- cuatro (クアトロ)
- cinco (シンコ)
- seis (セイス)
- siete (シエテ)
- ocho (オチョ)
- nueve (ヌエベ)
- diez (ディエス)
めっちゃフランス語やイタリア語と似てますねぇ~。unoとか、もうイタリア語じゃん。
やはり、同じラテン語から生まれた言葉ですから、よく似ているんですね。
では、フランス語、イタリア語、スペイン語の共通の祖先であるラテン語の数字の数え方を紹介します。
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ラテン語の数字の数え方
画像引用元 http://ilovetrini.net
- ūnus ウーヌス
- duo ドゥオ
- trēs トレース
- quattuor クァットゥオル
- quīnque クィーンクェ
- sex セクス
- septem セプテム
- octō オクトー
- novem ノウェム
- decem デケム
う~む、確かにソロ、デュオ、トリオ、カルテット…という時の呼び方に似ています。
やはり、ラテン語がカルテットとか〇重奏~の語源になったと、納得ですね!
さて、ギリシャ語もソロ、デュオ…の数え方の語源になっているという説もありましたので、
今度はギリシャ語を見てみましょう。
ギリシャ語の数字の数え方
画像引用元 http://www.flickr.com/
- モノ mono
- ジ di
- トリ tri
- テトラ tetra
- ペンタ penta
- ヘキサ hexa
- ヘプタ hepta
- オクタ octa
- ノナ nona
- デカ deca
あれ?遠ざかった。
ギリシャ語の数え方、〇重奏の数え方と全然違うじゃん!!ガセネタかよ!!
ギリシャ語はどうやら違うようです。
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soloソロって何語?
画像引用元 http://buzz-netnews.com
ここまでの内容で、カルテットという単語は、イタリア語、フランス語、スペイン語のラテン語系の言葉が語源になることが分かってきました。
だた、『ソロ』だけが浮いてるんですよね。ソロだけ違う言語のようです。ソロって何語だ?
Wikipediaで調べてみました。
イタリア語由来で、音楽においての「独奏」、「独唱」、「独演」、「独奏者」、「独唱者」のこと。
引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/
どうやら、『ソロ』もイタリア語のようです!
普段の数え方は『ウノ』ですが、音楽になると『ソロ』と数え方が変わるようですね。
これを考慮すると、カルテットという言葉もイタリア語がなまって出来た言葉なのかな?と推理します。
英語、ドイツ語は?
画像引用元 http://www.tour.ne.jp
英語やドイツ語はちょっと言葉が違いますよね。
英語はワン、ツー、スリーですし、ドイツ語は
- Eins アインツ
- Zwei ツヴァイ
- Drei ドライ
- Vier フィーア
- Fünf フュンフ
- Sechs ゼックス
- Sieben ズィーベン
- Acht アハト
- Neun ノイン
- Zehn ツェーン
となっています。英語に少し似ていますね。
英語とドイツ語はラテン語系の言葉ではなくて、西ゲルマン語という言語を祖先としているようですよ。
こうして色々な国の言葉を見てみると、面白いですね!
まとめ
カルテットの意味は四重奏の意味です。
カルテットは何語か?は明確には分かりませんが、イタリア語、スペイン語、フランス語のラテン語を祖先とするどれかの国の言語(恐らくイタリア?)がなまって出来た言葉である可能性が高い、
という結論となりました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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